環境トピックス

【環境トピックス】25年後の食料50%増産必要 (京都新聞 1/31)

現在63億人の世界人口が約25年後に83億人まで急増すると予測され、国連食料農業機関は「対応するには、穀物など主要作物の50%増産が必要」との試算結果を発表した。
人口増加の95%は発展途上国に集中する見通し。

開発で農耕地は減少の一途をたどり、今でさえ国民の栄養失調などで苦しんでいる途上国は、深刻な食糧問題に直面することになる。
同機関は現在の世界の食料事情は「需要を満たすギリギリの状態」と指摘している。
近年、世界の主要な穀倉地帯であるアジアの食糧生産はすでに頭打ちの状態で、食糧増産も厳しい状況にある。

今後、世界的に食糧問題が深刻化すれば、食糧の大半を輸入に頼る日本に影響が及ぶことは必至です。
またこれまで遺伝子組み換えに慎重だった団体も「使用もやむを得ない」と見方を変えてきており、食の安全も崩壊しかねません。
経済発展、開発重視の今の社会を見直し、一人ひとりの意識の転換が必要です。
食糧自給率の話については前月号の『地球は今…』シリーズもったいない?い望椶靴?掲載しております。ぜひご覧ください。(事務局)