中米コスタリカの環境相は、温室効果ガスの排出を、2030年までにゼロにする世界初の「排出ゼロ」国家を目指すことを明らかにした。

「排出ゼロ」の目標を掲げた国は、ノルウェーが「2050年までに」とする計画を先月発表したのに次ぎ、2カ国目。
すでに水力が78％、風力と地熱が計18％を占め、火力発電はごくわずかにすぎない。国民１人当たりの温室効果ガス排出量（炭素換算）もノルウェーの約6分の1と圧倒的に少ない。