【環境トピックス】北極の氷、過去最小を更新 (2007年12月世界気象機関ほか)
世界気象機関(WMO)の発表によると、北極の海氷の表面積は2007年9月時点で、これまで最小だった2005年の水準を23%下回り、過去最小を更新した。
北極の海氷面積が1979年以降、10年に約1割のペースで縮小していると分析。「地球温暖化に伴い氷の縮小ペースが加速している」との見解を示している。
また、北極海の一部の海水面が、今年夏、過去100年の平均水温を5度も上回る高温を記録したと、米ワシントン大の研究者らによる報告も出ており、地球温暖化による北極域への影響が顕著に現れるようになってきている。