環境トピックス

【環境トピックス】漁獲量の40%近くが無駄に捨てられている (4月15日共同配信)

全漁獲量のうち、混獲(狙った魚以外の漁獲)は、全体の約40%(年間3800万トン)にあたり、その狙った魚以外の多くが不要と海に捨てられていると、世界自然保護基金(WWF)の研究グループが発表した。調査は、日本など23カ国の2000~2003年の漁業関係のデータなどから推定。特に「フカヒレ」目的のサメの底引き網漁で、漁獲量の90%超が捨てられており、研究グループは「食料安全保障の観点からも、混獲を減らす努力が急務。魚がどのように捕られているのかに関心を持ってほしい」と指摘している。