脱原発への道

土壌汚染 一部でチェルノブイリと同レベル

原子力安全委員会は、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)で放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値を基に、福島第一原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定しました。その結果、12日~24日までの放出量は3万~11万テラベクレルであることが分かりました。チェルノブイリ原発事故では180万テラベクレルの放射線が放出され、今回はそれに次ぐ放射線量で、一部地域ではチェルノブイリに匹敵する土壌汚染も見つかっています。放射線の放出は現在も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがあります。