国連 2050年には自然エネルギーが最大77%
国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、風力などの自然エネルギーで、2050年の世界のエネルギー消費量の最大77%をまかなえる可能性があると報告しました。
この報告書は、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開かれたIPCCの会合の中で、日本政府の代表も含めて各国代表が合意したもので、自然エネルギーの現状や今後の導入予測などを164通りの科学的な見通しに基づいて分析したものです。
それによると、自然エネルギーが世界全体のエネルギー需要に占める割合は、2008年の時点で12.9%ですが、2050年には最大77%まで引き上げることができると結論付けられています。
(共同通信)