巻頭言

【巻頭言】今後、必要なこと

これまで、「原発は安全」と宣伝されてきましたが、事実ではありませんでした。また、「原発がないと生活が成り立たない」「原発がないと経済が成り立たない」と宣伝されてきましたが、このことも事実ではありません。

(※このことは講演でも述べていますし、次号以降でも書く予定です)

 

今回は、多くの人が「脱原発」の必要性を痛感されたと思います。

今後必要なのは、間違いなく、①被災者支援 ②被災地の復興 ③脱原発

です。『地球村』としても、このことに全力を注ぎます。

『地球村』の今後の取り組みの一部を述べます。

 

★グリーン電力

関西電力は原発の電力が50%を占めています。

通常に契約すると、いやでも50%は原発の電力を使うことになります。

しかし、どこの電力会社でも、自然エネルギーによる電力を企業から買い取っています。それを契約することによって、割高になりますが原発の電力を使わないで済みます。『地球村』事務局は「脱原発」を実現するために、グリーン電力を契約しました。その結果、『地球村』事務局は、3月11日以降、「原発ゼロ」「火力(CO2)ゼロ」、「大規模水力ゼロ」を実現しました。

実は、これは個人でも企業でも可能ですので、チャレンジしてください。詳しくは『地球村』のサイトをご覧ください。

※グリーン電力契約 http://www.natural-e.co.jp/apply/index.html

 

★応援米

『地球村』事務局として、被災者の食料を応援するために、米(1000俵)を確保し、被災者に無料で提供しようと思います。

賛同、協力いただける農家さんには、農協の買取価格と同等の協力金を支払い、米1000俵を確保したいと思います。

『地球村』は米の倉庫、米の輸送手段がありませんので、未定の部分もありますが、エコビレッジの実現をめざし、取り組みたいと思います。

詳しくは『地球村』のサイトをご覧ください。

 

紙面の関係で、ここで終わりますが、『地球村』サイトをごらんください。

「被災者支援」と「脱原発への道」について、次号から具体的に書いていく予定です。どうぞ、みなさまも、ご意見をお寄せください。