脱原発への道

汚染牛肉 業界団体が買い上げ

汚染された稲わらを食べ、既に流通している牛の中で、検査で国の規制値(1kgあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された牛肉については、業界団体が買い上げて処分することが農林水産省により発表されました。

また、規制値を下回っていても、業者が冷凍保存する経費を業界団体が補填、買い上げや保管費用は10~20億円とみられ、これを業界団体が東京電力に賠償請求します。


一方、畜産農家の資金繰りを支援するため、東電の損害賠償金を立て替える形で業界団体が牛1頭あたり5万円を支給することも決まりましたが、畜産農家にとっては不十分であり、汚染された稲わらを食べたすべての牛の買い上げが求められています。(東京新聞