福島原発 溶融燃料が格納容器を侵食
東電は、メルトダウンが起きた福島第一原発1~3号機について、溶けた核燃料の位置を推定したところ、溶けた核燃料が格納容器の床面のコンクリートを浸食した可能性があることが分かりました。
原子炉内の状況は直接確認できないため、東電は核燃料の崩壊熱などをもとに計算しました。
その結果、地震直後に冷却装置が止まった1号機では、核燃料の85%は溶け落ち、格納容器の床面のコンクリートを最大65センチ、燃料の約70%が溶け落ちた2、3号機では、それぞれ最大12センチ、20センチ浸食したと推定されています。(毎日新聞)