環境トピックス

【環境トピックス】産業革命以降の海の酸性化、過去3億年で最速(時事通信2012年3月1日)

米コロンビア大学ラモント・ドハティ地球観測所の研究グループは、
世界の海は酸性化しており、その速度は過去3億年で最速である可能性があるとサイエンス誌に発表した。

大気中の二酸化炭素が増えると海水の酸性化が進むが、急速な酸性化はサンゴ礁の破壊、カキなどの貝殻が形成阻害、魚の餌となる微生物の成長を阻害する可能性がある。

約5600万年前に火山爆発などの影響により、5000年間で大気中の二酸化炭素が2倍になり、酸性度(pH)が0.4上昇したことがあった。

多くのサンゴ礁が消滅し、海底に住んでいた単細胞生物の多くも消滅、食の連鎖の上位にあった動物や植物も同様に死滅したと考えられている。

現在は、100年間ですでに酸性度が0.1上昇しており、2100年までに0.2~0.3さらに酸性度が進むと予測されており、5600万年前より悪くなる可能性がある。