福島県が拡散予測消去
東京電力福島第一原発の事故で、福島県が昨年三月十一日の事故当夜から放射性物質拡散の予測データをメールで入手しながら、十五日朝までの分を消去していたことが新聞社の取材で分かった。
この間に1、3、4号機で相次いで爆発が起きたにもかかわらず、県の担当者は「(データの)容量が大きすぎて、消してしまった」として原発周辺の自治体に予測データを公表していなかった。
また、その後新たに送られてきた予測データも県は「既に過去のもので、正確ではない」として公表していない。
東京電力福島第一原発の事故で、福島県が昨年三月十一日の事故当夜から放射性物質拡散の予測データをメールで入手しながら、十五日朝までの分を消去していたことが新聞社の取材で分かった。
この間に1、3、4号機で相次いで爆発が起きたにもかかわらず、県の担当者は「(データの)容量が大きすぎて、消してしまった」として原発周辺の自治体に予測データを公表していなかった。
また、その後新たに送られてきた予測データも県は「既に過去のもので、正確ではない」として公表していない。