【環境トピックス】米国、遺伝子組換え作物への規制を「不必要」と批判
2013/4/3AFP
米国とEUの自由貿易圏を構築する準備協議を行なう中で、EUが米国の遺伝子組み換え(GM)作物に対して「不必要」な規制を行っていると米国が非難している。米国ではGM作物が広く認められているが、EUでは厳しく規制されており、ドイツやフランスなど8か国は、GM作物を排除する規制などを実施している。米通商代表部は、衛生・植物検疫の貿易障壁を軽減させることを目指した報告書の中で、EUによる規制の結果、新GM品種の承認が遅れていることやさらに、EUのGM食品についての表示などの規制が「実行不可能な要求」と批判している。
今後のTPP交渉でも日本の遺伝子組み換え食品に対する規制に対し、同じような展開が予想されます。