脱原発への道

敦賀原発に活断層 断定

原子力規制委員会は敦賀原発2号機の直下に活断層が存在することを断定しました。
このため、敦賀原発2号機の再稼働のための審査をしない方針を示しており、廃炉になる可能性が大きくなりました。

原子力規制委員会が出した報告書で、活断層と断定したのは今回が初めてです。
対象の断層は日本原電が否定していたもので、今回の規制委員の調査によって活断層と断定されました。
日本原電はこの結果に反論するために追加調査を実施していますが、活断層を否定する証拠を提示するのは極めて難しいとみられています。

敦賀原発1号機の直下にも活断層が存在する疑いがありますが、日本原電の調査が遅れているためにこちらの結論は引き伸ばされています。
しかし、1号機は運転開始から43年が経過し、国の規制基準から再稼働は厳しいとみられています。