【環境トピックス】地球温暖化で動植物の生息域、激減へ
英イースト・アングリア大学(University of East Anglia)の研究チームは、現在のペースで温室効果ガスの排出が継続すると、2080年までに55%の植物、35%の動物の生息域が半減する可能性を科学誌(Nature Climate Change)で発表した。
特にリスクが高い生物種は、両生類、爬虫類、植物。
最も影響を受ける地域はサハラ以南アフリカ、中米、アマゾン一帯、オーストラリア。
気候変動による嵐や干ばつ、洪水、疫病などによって問題はさらに増幅される。
もし、温室効果ガスの排出を年2~3%のペースで減らせば、影響予測の6割は回避できるとしている。
(2013年5月13日AFP通信)