環境トピックス

【環境トピックス】放射性廃棄物、行き場なし

放射性廃棄物を安全に処理する際、放射能レベルの高さによって、処分方法を変えなければならない。

低レベル放射性廃棄物でも比較的線量の高いもの(原子炉など)は地下50~100mのトンネルに埋設し数百年管理、高レベル廃棄物(使用済み核燃料など)は地下300m以深に埋設し数万年管理をするように決められている。

すでに福島第一原発4基のほか、東海原発や浜岡原発の廃炉作業が始まっている。しかし、高レベル廃棄物だけでなく、低レベル廃棄物の処分場の選定も全く目処がたっておらず、事業主体も決定していない。

20136月東京新聞ほか

現在、高レベル廃棄物の処分場が決まっている国はフィンランドとスウェーデンだけです。この状況での原発の再稼働推進は、さらに行き場のない核のごみを増やすだけです。