東電によると、「0.3平方キロメートル」とは、原発の専用港を八の字形に仕切る防波堤の内側部分のことで、船舶の出入りのために、その港湾口は120m間隔で開いている。汚染水は、港湾外の水と入れ替わりながら外洋に流れ出ている可能性が高い。2013年7月4日に茨城沖で獲れた魚から1000ベクレルの放射性セシウムが確認されている。さらに、福島沖20km圏内には放射性セシウムの濃度が周辺よりも高いホットスポットが40カ所以上見つかっている。汚染水がコントロールされているとは言い難い。
(北海道新聞・毎日新聞・産経新聞)