環境トピックス

【環境トピックス】2013年:天変地異が地球規模で

朝日新聞ほか

日本列島はこの1年、季節を問わず極端な天候に見舞われた。年初は北日本の一部で記録的豪雪となった。夏は、気象庁の検討会が「異常気象だった」という見解を示したほど、猛暑に見舞われた。

また、各地で過去に経験したことがないと表現される大雨が計3回降り、竜巻や大型台風にも見舞われた。ここ数年、太平洋西部の海面水温が高いことが影響していると考えらえる。

秋には、過去最大級の台風がフィリピンを襲い、多くの命が失われている。世界中で異常気象が相次ぐ背景には地球温暖化の存在が指摘されており、「気温がかさ上げされ続けば、今年の猛暑のように経験のない現象をより頻繁に経験するようになる」と東京大大気海洋研究書の木本教授は話している。