脱原発への道

もんじゅ点検確認中に虚偽報告

2014年1月15日毎日新聞

高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)で1万点を超える危機の点検漏れが発覚した。

原子力規制委員会は15日、運営主体の日本原子力研究開発機構が規制委の詩的を受けて見直した点検計画の内容を確認作業中だったにもかかわらず、見直しが完了したと規制委に報告していたことが明らかになった。事実上の運転禁止命令が出ているもんじゅの運転再開を機構が急いだ可能性がある。

規制委は会合で「機構の管理体制の再構築はいまだ不十分だ」と厳しく批判した。