【環境トピックス】150キロ先まで被曝基準超
静岡県は南海トラフ巨大地震と津波により、浜岡原発で重大事故が起きた場合の避難シミュレーションを発表。原発から半径約30キロ圏内の86万人が避難をするのに32~46時間必要であり、住民が被曝をする可能性が高いことがわかった。地震による道路の損壊は想定されておらず、これ以上の時間が必要となる可能性も高い。 また、兵庫県は福井県内の原発で福島第一原発並の事故が起きた場合の放射能の拡散予測をまとめ発表した。予測結果では、安定ヨウ素剤の服用を必要とする放射能の国際基準を上回る地域が、高浜原発事故で32市町、大飯原発事故で38市町におよび、150キロ離れた淡路島も含まれている。
福島第一原発事故の反省なく、原発再稼働の準備が行われている。一方、こうした影響・被害予測が出始めている。再稼働反対の意思表示と、省エネを続けることが重要です。 |