環境トピックス

【環境トピックス】福島第一から汚染水1日300トン海へ流出

経産省は7日、汚染水の流出量は1日で300トンに達するとの推計を公表した。

当初、東電は「地下水は地下深くを通る為、汚染されない。」という見解を示していたが、山側から海側に1日約千トンの地下水が流れ込み、そのうち汚染された約300トンが海に流れ出ているとした。

漏れ始めた時期は特定できず、事故直後から漏れ続けている可能性も否定できない。

後手に回る東電の汚染水対策は破綻しているため、安倍首相は国費による対策の実施を指示した。

原発事故をめぐる枠組みの見直しを早急にしなければ、事故の収束は遅れるばかりだ。
20138月朝日新聞、ロイター 他

いわき市漁協は、政府のこれまでの東電任せの姿勢に怒りをあらわにしている。9月予定の試験操業は延期された。原子力規制委員会、金城室長の「緊急事態」発言を海外メディアは報道しているが、日本の主要メディアでは緊急性を全く報道をしていない。現状を打開するため、市民がもっと声を上げていこう。