【環境トピックス】スウェーデン新政権、原発全廃の方針
9 月の選挙で政権交代した中道左派のスウェーデン新政権は、「『原発廃止』が新政権の出発点だ。100%再生エネルギーにしなければならない」と、原発を将来的に全廃する方針を発表した。スウェーデンは総発電量の約4割が原子力(原発10 基)で占めている。国民投票により「2010 年までに全原発の廃止」を決定したが、その後、中道右派の前政権が地球温暖化対策を優先し、原発存続を法律化していた。それを再度「脱原発」に戻したのだ。
(10 月2 日読売ほか)