日焼け止めに含まれる化学物質が
世界各地のサンゴ礁の存在を脅かしているとの研究が発表された。
日焼け止め化粧品に含まれる紫外線遮蔽効果を持つ
科学物質「オキシベンゾン」が、サンゴのDNAを損傷させ、
奇形や死滅を引き起こしている。
濃度が62ppt(pptは1兆分の1を意味する単位、
プール6個半に一滴の量)の低濃度でもサンゴには有害であり、
ハワイ近海ではこの10万倍が検出されている。

当たり前に使っているものが、他の生物にとっては 致命的なことになっている一つの例です。 化学物質をなるべく含まない化粧品を選ぶ、できるだけ少量使うなど、 日常のできることから始めることが、大切です。