環境トピックス

【環境トピックス】仏「新自由主義からの脱却」のうねり

フランスで労働基準を緩和しようとする政府法案への反発がきっかけで
「新自由主義からの脱却」を掲げ99%(庶民)が立ち上がる
新しい社会運動が起きている。
SNSを使って若い世代が自発的に集まっているのが特徴。
現行の銀行システムや富裕層を敵に回し、
オランド大統領の社会党政権にも批判的だという。

このうねりは、1%の富裕層に対する批判で広がった米国の「オキュパイ運動」や、
スペインの新しい左翼政党「ポデモス」の躍進に続く。
日本でも戦争法を強行採決した安倍政権に抗議したシールズ(学生団体)などの運動や、
保育所に入れなかったママたちの運動が広がり、選挙でも4野党が統一候補を選出し、市民と共に闘っている。
99%が本気になれば社会は変わる。
【4月27日日刊ゲンダイ】