【環境トピックス】世界の原材料利用は過去40年間で約3倍に増加
国連環境計画(UNEP)は、世界の原材料使用量が、
1970年の220億トンから2010年の700億トンへと約3倍に増加したと報告をした。
先進国は最貧国の10倍にもなる。
このままでは、2050年には年間1800億トンの原材料が必要になるという。
報告書では、消費を減らすことと、使用効率を高める必要性を指摘。
特に中国や新興国での効率が低いことが問題となっている。
資源の採取と利用に伴う社会、環境コストを反映させ、
原材料価格の引き上げが望ましいとの見解を示している。
【7月21日UNEP】