【環境トピックス】ブータン、儲けより自然環境を大事に
「世界一幸せな国」と呼ばれるブータンは人口 80万人で国土 72%が森林だ。
ブータンの憲法は、「国土の 60%以上が森林でなければならない」と想定しており、観光シーズンの旅行客には 1日 250ドル(約 2万 8000円)を科して観光客の数を制限している。
儲けを犠牲にしてでも自然環境を大事にする施策だ。また、トラックによる空気汚染を懸念し、周辺国地域の道路連結の計画からも撤退した。現在ブータンのCO2吸収量の 3倍となっている。計画では、2020年までに化石燃料の輸入を大幅に削減することも目指している。
【10月27日 AFP】