【環境トピックス】G20大阪、地球環境問題の首脳宣言
2008年、世界経済の 8割を占める先進国 9ヵ国と新興国 11ヵ国の首脳会議「 G20サミット」がスタート。
今回、日本が初めて議長国となり開催された。
主要議題は経済だが、「海洋プラスチックごみ問題」や「気候変動」「エネルギー」なども話し合われた。
「プラごみ」については、「2050年までにゼロ」にすることを目指し、各国が相互検証する「実施枠組」を設けるとした。
一方、「気候変動」については、米国に配慮して新規の合意はなく、パリ協定に参加している国は、合意内容を全面的に実行することを再確認する、との首脳宣言にとどまった。
自国主義のトランプ大統領に忖度し、見せかけの成果を取り繕ったサミットだった。 |
【6月30日 朝日新聞他】