スペシャル対談

2019年11月 農家 NPO法人 小さな種・ここる マネージャー 石本豊昭

福井県鯖江市で無農薬無肥料の米作りをしている石本さん。田んぼは 1町 3反、すべて自然栽培です。23年前に『地球村』と出会い、その衝撃から地元に鯖江『地球村』を作り、環境問題にも取り組んできました。現在は障がい者の就労支援 NPOで働きながら、核ゴミ問題を考える活動にも乗り出しています。

会社を辞め農業と福祉の世界へ

高木 こんにちは。まず、出会いから話してください。

石本 出会いは 1996年、福井で講演会を聴いたんです。最初に温暖化とオゾン層破壊の話を聴きました。僕は環境には関心のある方だと思っていたのに、今まで聴いた話とはレベルが違う。環境問題がこんなに深刻だなんて知らなかった。ショックでした。

高木 23年前だと、国連や国際社会で話されているようなレベルの話も、国内では知らされていなかったからね。

石本 それで、これは続けて話を聴きたいと思って、連続講演会に通いました。森林破壊、人口爆発と貧困、最後にオーケストラ指揮法、転生と地球。 2ヵ月毎に 1つずつ聴いて、地元の鯖江でもやりたいと思って

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