環境トピックス

【環境トピックス】温室効果ガス濃度が観測史上最高に

 UNEP(国連環境計画)は、2018年の温室効果ガスの排出量が過去最悪(553億トン)となったと発表。現状の各国の目標ではパリ協定の 2℃未満に抑えることは難しく、環境政策の大幅な強化を求めた。また、各国が独自に策定した温室効果ガス削減目標を達成できていない国として米国、日本、ブラジルなどを挙げた。特に日本に対しては、発電燃料のうち化石燃料が 76%もあり、石炭火力発電所建設の中止や再生可能エネルギーの利用促進を求めている。日本がインドや東南アジアなどに石炭火力発電の導入を支援していることにも批判の声がでている。

【11月26日 ロイター他】