環境トピックス

【環境トピックス】台風で倒壊した原子炉冷却施設の外壁にアスベスト

 茨城県にある原子力機構の大洗研究所では、2019年の台風 15号により研究用の原子炉を冷却する高さ 17メートルの巨大施設が倒壊。放射性物質の漏れはないが、外壁全面に、中皮腫などを引き起こすアスベストが使用されており、その一部が飛散した可能性がある。しかし原子力機構では、「周辺に影響はなく、職員や住民に健康被害のおそれはない」と発表。原子力施設は、今後もさまざまな問題が予想される。

【11月25日 NHK】