昨年7月から続くオーストラリアの森林火災は日本の面積の半分近くの森林や農地を消失させ、10億匹以上の動物も犠牲になり、生態系への深刻な影響が懸念されている。
火災拡大の最大の理由は、温暖化による異常気象だ。昨年の気温は観測史上最も高く、降雨量は平年を40％以上下回り乾燥状態になっていた。
市民の間では、政府やモリソン首相が石炭産業を擁護するなど気候変動対策に消極的な姿勢であることに批判が集中しており、気候変動対策の強化を求める大規模な抗議活動が行われている。

【1月18日　NHK他】