環境情報

【環境トピックス】福島第1原発事故 沖合1キロ処理水放出

東電福島第1原発のタンクにたまり続ける汚染水は約127万㎥に上る。その7割は、放射性物質の濃度が国の放出基準を超えているため、多核種除去設備を使って濃度を下げているが、トリチウムは技術的に取り除けない。この汚染水について、漁協などの風評被害に配慮して、政府・東電は沖合約1キロまで海底にトンネルを設置し、海中に流す方針を固めた。ただし、経産省や専門家には、科学的には沖合案と沿岸案に大きな違いはないという見方がある。今後、原子力規制委員会に実施計画を申請する。

【8月25日 毎日新聞】