【環境トピックス】パリ協定削減目標達成しても気温2.7℃上昇
温暖化対策の国際ルール「パリ協定」の目標は、産業革命前からの気温上昇を2℃未満、できれば1.5℃に抑えるとしている。国連環境計画は、147ヵ国から提出された2030年の温室効果ガスの削減目標を達成したとしても、今世紀末には気温が2.7℃上がると報告書を公表した。また、日本を含む50ヵ国・地域は将来的に実質排出ゼロを表明しているが、これが達成できたとしても2.2℃上昇するという。国連のグテーレス事務総長は「我々はまだ破滅的な気温上昇の道を歩んでいる」と警告した。
【10月27日 朝日新聞他】