環境情報

【環境トピックス】日本の温室ガス 30 年度「46%減」は困難なペース

日本の温室ガスの 2020 年度排出量は、11 億 4900 万トンで前年度比 5.1%減。これは 1990 年度の統計開始以来最少で、7 年連続減少していると環境省が発表した。しかし、20 13 年度比では 18.4%減であり、2030 年度までの削減目標「2013 年度比 46%減」には遠く、現状のペースでは達成は困難な状況である。環境省は「一層の対策強化が必要だ」としている。

排出量が減少したのは明らかにコロナの影響で、2030 年度の目標達成は現在の対策
では難しい。石炭火力の廃炉や再生エネ拡大、住宅の断熱化など、あらゆる対策を相
当なスピードで総動員し、本気で進める必要がある。


【12 月 11 日 毎日新聞】