憲法の話(2022.05.06)ー平和憲法ー
・ロシア、中国、北朝鮮、インドの動きなど、世界はこれまでの常識が通用しなくなった。
・アメリカも国連も何もできない
★日本の平和憲法はこのままでいいのか
1、日本は一方的に『戦争放棄』『戦力の不保持』『交戦権の否認』を宣言しているから、他国から侵攻されても攻撃されても『戦わない、戦えない』ということになる。
この点について政府は下記の解釈をしてきた。
『我が国が独立国である以上、この規定は、主権国家としての固有の自衛権を否定するものではない。政府は、このようにわが国の自衛権が否定されない以上、その行使を裏づける自衛のための必要最小限度の実力を保持することは、憲法上認められる』としている。
しかしそれはあくまで『解釈』の一つであって、様々な『解釈』が可能だ。
現に安倍政権は『集団的自衛権』を強行可決してしまったし、今や『敵基地攻撃』や『核の共同保有』の話まで出ている。
平和憲法の精神は立派だが、論理的にも法学的にも不備があると言わざるを得ない。
政府に勝手な解釈をさせないように、自衛権の明記、自衛の定義、自衛の許容範囲を明記しなければならない。
※細かなことは自衛隊法に書けばいいが現在のように憲法に自衛権や自衛隊について一言も書かれていない状況は改めないといけない。