★コロナ・持続化支援金の不正
・家族4人で1000人分の不正で10億円
・国税局職員ら8人で200人分の不正で2億円
・それとは別に自主返納が166億円
　いまわかっているだけで総額200億円
　持続化給付金総額6兆円の1％未満
　実際は『氷山の一角』とみられている。
　日本の制度の遅れや不備（手書き、アナログ、チェックか甘いなど）
　日本と同じように給付を優先した欧米は、あとのチェック体制が強力で500億円の不正が見つかっているが、日本では自主的返納に頼っていてチェックは殆どできていない。
国会でも責任追及が始まったが「支援を優先した。その判断は正しかった。効果があった」の一点張り。反省も謝罪も改善の言葉がない。うんざり。

　しかしコロナ対策費は30兆円以上
　自治体でもコロナ対策『交付金』の不正使用（高級な公用車を買ったり、豪華施設を建設したり、他の事業に流用したりなど）が発覚。例えば千代田区は全区民に12万円が支給されたが、千代田区は平均所得が1000万円で全国平均の2倍。多くの地方で『地方創生金的』な使い方をしている。
　国会追求が始まったが、岸田首相は「7割は有効だったと思う」と話した。
　地方交付金15兆円の3割が不正使用だとすると5兆円。
　先日5月19日ここで話した「5兆円で何ができるか」を思い出してほしい。

1、健康保険の窓口負担をゼロにできる
2、貧困家庭（年収200万円以下）に月5万円
3、子ども世代への対策
　保育士の増員、給与アップ、待機児童ゼロ、教育費支援、育児休暇など子育て支援
　⇒出生率が0.5アップ、すごい！(@_@;)

国の予算は私たちの税金。毎年100兆円以上の予算が使われているが、その2、3割はこういう不正があるのだろう。うんざり。