『地球村』のスタンス

オーストラリアのコアラ(2022.11.29)

★オーストラリアのコアラ
・2019年オーストラリア全土で大規模な火災が発生、半年続いた結果、日本の面積の半分の森が消失。多くの動物が犠牲になったが、カンガルー、ハリモグラ、コアラなど被害を受けた動物は30億匹にのぼる。特に木の上で生活し、動きが遅いコアラは絶滅の危機に。コアラの最大の生息地のカンガルー島は森が殆ど焼滅、コアラは9割以上が犠牲に。

・あれから2年、カンガルー島には緑が戻りつつあるが、コアラの生活は一変。
・コアラはユーカリの葉を食べるが、ユーカリの葉は毒かあるため、コアラは毒の少ない葉を選んで食べている。しかし森が再生するとき、葉っぱを食べられないように葉の毒が強くなる。なのでコアラの食べられる葉が少ない。森が元に戻るには10年はかかる。
・そのため、コアラ同士の縄張り争うが激化、これまでないシーン、町なかの公園や庭などにやってきて食べられるユーカリを探す。
・コアラの全滅を防ごうと専門家、ボランティアが協力している。カンガルー島でも3年前の大火災から救助されたコアラたちも数百匹が森に帰された。