群衆事故(2022.11.01)
★韓国イテウォンの群集事故
死者155人、けが人154人
死者の2/3が女性
混雑の密度は1平方メートルに15人以上
この状態では背が小さい人は(子供や女性、高齢者は)息ができない、声を足しても聞こえない、体重が軽い人は足が浮き体はもみくちゃ、誰かが躓くと将棋倒し。将棋倒しが起きると下の人は数百キロの圧力かかかり窒息死、圧死する。
最大の原因は、異常な混雑にも関わらず、警察などの交通規制や交通整理がほぼゼロだったこと。
一方、大統領府には4000人の警察官が配置されていた。アウト!
日本でも過去、何度もこういう事故か起きていて、そのたびに同じ反省や不備が指摘されている。
★群集事故が起きる条件
・群衆密度が超満員電車状態以上
・交通整理がなく完全な無秩序状態
・坂道や凸凹、ゴミなどで足元が悪い
★群集事故を避けるには
・混雑が予想される場に行かない
・危険を感じれば離脱する
・離脱できなければ建物内に逃げる
・警察や消防に通報する
★インドの吊り橋の事故
被害が拡大、死者140人以上に
橋は100年前に作られ、「揺れる吊り橋」と観光スポットになっていたが、老朽化で半年間の補修工事を終え、一般公開されていた。そこに大勢が殺到。故意に橋を揺らしたり、跳んだり跳ねたりする人がいて、橋が揺れ始め落下した。補修したということだが強度に問題があったと思われる。