『地球村』のスタンス

2022年(2022.12.26)

1、今年、世界最大の事件は、プーチンのウクライナ軍事侵攻。

・西側諸国のロシアへの経済制裁をきっかけにエネルギーと食料の価格が高騰、それに加えて中国のゼロコロナ政策によって半導体の供給不足が起きて、自動車、家電製品など広範囲に品不足と価格高騰。
・多くの国が自国の都合でロシア、中国につくのか、西側につくのかで世界が分断。

2、今年、日本最大の事件は安倍氏の狙撃

・犯行動機が旧統一教会への積年の恨みということで、安倍氏、安倍氏の父(安倍晋太郎)、安倍氏の祖父(岸信介)の3代に渡って旧統一教会との深い関係が暴露。そこから自民党の議員100名以上が関係を認めるという異常事態。旧統一教会が長年に渡って自民党の重要法案にも深く関わっていることも露見。閣僚の辞任ドミノが始まった。それは来年も継続する。
・安倍氏の存命中は「岸田首相は安倍氏、麻生氏、二階氏の操り人形だ」と言われていたから、安倍氏が死去したあとはかなり自分が出せるのではと期待された。
・かなり右翼、軍国主義の安倍氏が亡くなったから、広島出身の岸田首相は『核兵器禁止条約』にサイン、「集団的自衛権」の見直し、不平等な『日米地位協定』の見直し、沖縄辺野古基地の工事中止、地球環境保全、脱原発などに方向転換を期待した。

・しかし全く裏切られた。
 まさに真逆の方向に暴走し始めた。
 防衛費倍増、敵基地攻撃能力の保持、増税
 原発政策も「できるだけ早期に原発依存度を下げる。新設増設は想定しない」
 から「最大限利用活用する、次世代型原発の新設増設を進める」と真逆の大転換。
 自民党内でも異論が出ているし、閣僚、重鎮からも『拙速』『なぜ急ぐ』
 『理解できない』の声が出ているが、岸田首相は押し切ろうとしている。

・安倍氏の死後、岸田首相が激変。
 岸田首相になにが起きたのか。