時事話題(2023.01.16)
●話題
日本は人間にはコロナとインフルのダブル感染が広がっているが、ニワトリにも鳥インフルエンザが広かっている。
茨城県、埼玉県、群馬県などで感染が広がり、一つの養鶏場で100万羽が殺処分される事態になっている。今回の感染で殺処分されたニワトリはすでに1000万羽以上、過去最悪のペースで感染爆発している。
農水大臣も「非常事態宣言というべき状況だ」と述べている。
このニュースで思うこと。
1、まず、かわいそう!無茶苦茶!
人間なら感染すれば隔離や治療が必要だし、なんとしても命を救うことが最優先なのに、インフル(コロナ)感染者が出た教室、学校の子どもたち全員、クラスターが出た施設、会社、建物での全員を死刑にするようなもの。なんということを!なんとかならないか!
2、費用
養鶏業者には喪失補償として『1羽あたり800円』が支給される。
100万羽なら8億円が支払われる。
ニワトリは1羽は約千円なので、全額補償ではないし、卵の販売額(毎日100万個、1個10円とすると1千万円)は全額損失。
殺処分後は消毒、殺菌、運搬、焼却または埋却されるから、1000万羽の殺処分なら、補償費80億円以外にも殺処分、消毒、償却または埋葬、装置、人件費などで数百億円かかるだろうが、それはすべて税金から支払われる。