『地球村』のスタンス

日本の政治(2023.03.13)

★放送法の行政文書問題
・高市大臣の発言
 発言はどんどん変わった。
 野党が国会で総務省の内部資料ついて質問した時は「捏造だ、事実なら辞任する」と啖呵を切り、総務大臣が「行政文書だ」と認めると、「事実ではない、正確ではない」と言い放ち、きのうは「不正確な書類を作ったことを、当時の総務大臣として謝罪する」などと話をすり替え、自認逃れ。

 この行政文書は、放送法を変更した経緯を詳細に記録したもの。
 当時の安倍首相と高市総務大臣のやり取りで決まり、それに反対した総務省の局長に対して、磯崎首相補佐官が、「何を言っているのか分かっているのか。官房長官に話すかどうかは俺が決める話。局長ごときが言う話では無い。俺の顔をつぶすと首が飛ぶぞ。この件は俺と総理が二人で決める話。官邸の構造を分かっておくように」と恫喝したことなどが詳細に記されている。

高市経済安保大臣が、私の発言関しては捏造、事実でないことよりも、そんな放送法の変更は撤回すべき。最も重要な論点が欠落。