時事話題ー将棋、AIー(2023.06.06)
★将棋の話
将棋のタイトルは8つある。
藤井聡太は史上2人目の7冠達成をした。
これまで全8冠達成はいなかったので、今年は残る一つを獲得して全8冠達成に挑む。
しかし、それは極めて困難。
なぜならば、タイトル戦は毎年あり、現在保持しているタイトルをすべて防衛しながら、新たなタイトルに挑戦をしなければならないが、それにはスケジュールが非常に密になる。
残るタイトルは『王座』のみ。
王座戦は今年の9、10月予定だが、それまでに現在のタイトル7つのうち、棋聖戦と王位戦の2つのタイトル戦があり、それを防衛しなければならない。
★その棋聖戦5番勝負は佐々木7段(28歳)が挑戦することが決まり、その第1局がベトナムで行なわれ、藤井聡太が勝利した。
・棋聖戦は藤井聡太がすでに3連覇していて今回は4連覇に向けて戦っている。
ちなみに、将棋の海外戦は珍しいとはいえ25回目。目的は将棋の国際普及など。
海外での大会は、将棋盤、タタミ、盆栽、座布団、ゴミ箱など一式の持ち込みが必要で検査や運搬、交渉や費用などが大変らしい。
ただ、今回の開催場所は日本のホテルで環境や条件も揃っているという。
・藤井聡太(20歳)にとって初の海外旅行で、まるでふつうの若者のように、嬉しそうに物珍しそうにしている様子がとても可愛かった。
・第2局は6月23日兵庫県洲本市の予定。
★AI技術はどこまで
・きょうの羽鳥慎一モーニングショーで、AIのボイスチェンジャーが紹介された。誰の声でも15分ほどの会話があれば、AIは声の音質、話し方の癖を学習して、誰か喋っても本物が喋っているように話すことができる。スタジオで披露されたが、羽鳥山、玉川さん、森本さんやゲストなどが、自分でも自分の音声と区別がつかないほど。
・すでにそれを使った電話の振り込め詐欺などが始まったようだ。
・さらにきのう、ロシアのプーチンが『ウクライナ軍が越境攻撃を仕掛けてきた』とラジオ演説したが、ロシア大統領付は「これは偽物だ。一時的にハッキングされたため」と発表した。
ウクライナ戦争の初期の段階から、すでに映像付きでフェイクニュースが流れている。
すでに日本も世界もこんなSFのような事態になっている。
十分注意しなければ。