【対談】内藤正巳さん〔2〕
環境省の環境カウンセラーとして全国で活躍され、『地球村』の理事でもある内藤正巳(ないとう まさみ)さん。2回シリーズの第2回は、内藤さんのお仕事から、元気に活動を続けられる秘訣、そして今後の夢についてお話が膨らみました。
★環境カウンセラーとして
高木 会社を退職後も環境のことを続けてきたんだね。
内藤 会社で30年以上環境のことをやってきて、2002年に55歳で会社を早期退職後も、環境のことで中小の事業者さんのお手伝いをしたいと考えて、「環境ISO14001」の審査員になりました。
高木 ISOは品質管理や環境に関する国際規格だよね。
内藤 はい。私の仕事は、認証をとりたい企業の審査をすることでした。その後、環境省が国内の中小の事業者に向けた環境マネジメントシステム「エコアクション21」を作りましたので、その審査員の活動を始めました。
高木 どんな方が対象なの?
内藤 様々な業種の事業者さん、そして行政にも関わるようになり、環境管理の職員研修も担当させてもらったりと、非常に幅が広がりました。自分の勉強にもなるし、非常にやりがいもあります。
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