【環境トピックス】温室効果ガス排出削減、問われる本気度
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★温室効果ガス排出削減、問われる本気度
温暖化対策の国際ルール「パリ協定」の目標は「産業革命前より気温上昇を1.5℃以内に抑える」である。昨年は平均気温が1.45℃上回り、上限突破が目前である。
日本が現在掲げている目標は「30年度までに13年度比46%削減」だが、22年度排出量は19%減にとどまり、46%減は見通せない。そんな中、環境省と経産省の合同審議会で、2035年以降の温室効果ガス排出削減目標などについての議論が始まった。IPCCは、目標を実現するには、35年までに19年比で60%減らす必要があると指摘した。政府の本気度が問われている。
(基準年が日本と世界が一致していないことも問題である)
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