【環境トピックス】昨年の世界気温やCO2濃度などが過去最高を更新 ほか
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★昨年の世界気温やCO2濃度などが過去最高を更新
アメリカ海洋大気庁は、2023年の世界の気候の状況を年次報告書にまとめた。それによると、大気中のCO2、メタン、亜酸化窒素の平均濃度は過去最高を記録し、世界平均気温は、1991～2020年の平均を 0.55～0.60℃上回り、最高記録となり、熱波と干ばつにより各地で大規模な山火事が発生した。平均海面水温も過去最高を記録し、海洋貯熱量と海面水位は過去最高を記録。南極域では、海氷面積が過去最低になった。
★ベトナム、台風11号の死者150人超
ベトナムに上陸した台風11号によって、首都ハノイの市内を流れる紅河が氾濫し、住民数千人が避難。土砂崩れや洪水などで、少なくとも152人が死亡、140人が行方不明になった。中国上海市では、台風13号が上陸し、最大風速は約42mで住民40万人以上が避難、暴風により1万本以上の木が倒れた。1400便超の航空便が欠航し、570本以上の列車の運行が停止になった。同市を直撃した台風としては、1949年以来最強だった。
★世界の半数の国で淡水生態系が劣化
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