【環境トピックス】京都議定書 目標達成は困難 (京都新聞 4/26)
日本エネルギー経済研究所は、『長期エネルギー需給展望 』で、京都議定書にもとづく日本の二酸化炭素(CO2)排出削減の目標達成が困難だと指摘した。
全体の9割を占め、エネルギーから発生するCO2排出量は2010年で1990年比8.3%増を見込み、同0.6%増とする政府計画に比べ厳しい見方を示した。
産業部門の排出量は90年比で横ばいだが、家庭など民生部門で30%増、運輸部門で17%増を予測している。
政府は他国の排出権の購入や、途上国での植林活動・設備投資を自国の削減分に補填することによって削減目標を達成するつもりですが、これは根本的な解決になりません。 温暖化ガスを大量に排出する、私たちの暮らしを見直すことが必要です。 (事務局) |