環境トピックス

【環境トピックス】北極異変 北極の氷の減少が続く (5/29 朝日、6/8 東京新聞ほか)

●北極海へ太平洋から暖かい海水が流れ込み温暖化したため1990年代末から北極海の氷が大幅に減少し、回復していないことを独立行政法人海洋研究開発機構の研究グループが発表した。
夏に氷で覆われる面積は60?80%(80年代)から15?30%(98年以降)と激減しており、特に太平洋側で著しい。

●グリーンランドではユネスコの世界遺産にも登録されているイルリサット氷河が90年代後半から15キロも後退。
NASAの報告では氷河の流出量が10年間で2.5倍も増加している。
地表の雪氷は低温を保つ働きがあるため、雪氷の減少により急激な温度上昇が進む。
グリーンランドの氷が全て解けると海面は6m上昇することになる。

2004年に日本から排出した地球温暖化ガスは、1990年(京都議定書の基準年)に比べて8%増加しています。毎日の生活の中で、節電・節ガス・省エネなどをこころがけましょう。