地球は今

【地球は今...】世界の国々の「未来予想図」は今

永続可能な国づくりのために欧州の環境先進国が未来ビジョン(未来予想図)を発表し、取り組みを始めています。日本も2005年に今後の未来像を描いた「日本21世紀ビジョン」を発表しました。今回はこの未来予想図を比較して、考えてみましょう。

国が何を目標にして動いているのか
国 名(発行年)
各国の未来予想図 概要
欧州連合(2006年)
新EUの持続可能な開発の戦略
  • 地表平均気温を産業革命以前と比較し+2℃以内に
  • 2010年までにエネルギー消費を12%削減
  • 経済成長に伴い輸送量が増えないように
  • 公共機関のグリーン調達の平均水準を加盟国のうち2006年の最も高い水準に引き上げる  など
 
スウェーデン王国(1996年)
2021年のスウェーデン
  • 食糧生産に使われるエネルギーは3分の1に
  • 家庭用品と家電は、現在の4分の1のエネルギーと資源で生産
  • 小さなエネルギー効率のよい家に住む  など
 
デンマーク王国(2002年)
共有の未来-均衡の取れた持続可能な開発に向けた国家戦略
  • すべてのセクターが環境に配慮しなければならない
  • 資源をもっと効率的に利用
  • 生態系を保護しなければならない  など
 
ドイツ連邦共和国(2002年)
持続可能な開発に向けたわれわれの戦略
  • 2020年までにエネルギーと資源の消費を半分に
  • 健康な食糧を環境にやさしく生産
  • 生物の生活環境を守る  など
 
日 本(2005年)
日本21世紀ビジョン
 

各国の未来予想図を比べてみると、日本が生産性の向上や投資など、経済を優先したビジョンを掲げているのに対し、ヨーロッパ諸国は、地球規模での永続性を優先したビジョンを掲げているのがよく分かります。

【あなたに考えて欲しいこと】
  • あなたが理想とする2020年はどんな社会ですか?
  • その理想へ向けて今できることはなんですか?

※ 参考図書 : 未来をスケッチVision2020 GRI日本フォーラム (麗澤大学出版会 刊)