環境トピックス

【環境トピックス】世界の穀物生産 3%減少 (国連食糧農業機関FAO報告)

2006年の世界全体の食糧生産量が前年に比べ2.7%(5,500万トン、約2億人分)減少していることを国連食糧農業機関は2月9日に発表した。

多くの途上国での生産量が増加した一方で、気候不順の影響などでアメリカや一部の欧州の国々、オーストラリアなどで生産量が減少しているのが原因。東部アフリカの国々など34カ国で食糧危機の状況は、今も続いている。

2005年以来、世界の穀物備蓄が減少し続けており、備蓄量が約60日分になってきています。これは過去30年間で最も少ない水準です。気候変動を引き起こしているのも、飽食をしているのも私たちです。今、生活全般を見直す必要があります。