今月号の対談は、スペシャル中のスペシャルです！
この夏、「ＴＥＡＭ　ＧＯＧＯ！２００７」で、日本中を熱くした面々が一堂に集まり、あの壮大なプロジェクトの舞台裏と、今後の大いなる野望について、豪快な話し合いが持たれました。さあ、皆さんも楽しみま笑（しょう）！
写真左から、長島龍人さん、高木さん、てんつくマン、まーちゃん

ＧＯＧＯは想像を超えた大成功 ！

高木 みなさん、こんにちは。今日はようこそ。さっそくだけど、豪快な号外について話しましょう。現在、どのくらい配れたの ？

てんつくマン 3000万部刷って、2450万部が、各都道府県に配布されています。在庫は550万部ですが、今も毎日注文が届いています。

高木 それはすごいなあ。正直、想像していた以上の大成功だと思います。どんな撒き方をしたのか、楽しいエピソードがあれば教えてもらえる ？

てんつくマン 大阪の心斎橋では、いろいろな人が集まってくれて、下は５歳から、メイド服の女の子、ミュージシャンや政治家、主婦など、30人くらいで豪快に撒きました。東京では、街宣カーに乗って５ヵ所を回って、最後は渋谷駅前で３０分くらい話しました。女子高生たちが聞いてくれて、話が終わったら「学校で配る～」とか言ってくれてすごく嬉しかったです。沖縄では、なんと ！幼稚園から大学まで、９割の学校で配布されました。

高木 ９割の学校で ？　一体どうやったの ？

てんつくマン まずは市長さんにトークライブに来てもらって、表敬訪問に行ったときに、「呼びかけ人になってください」ってお願いしたんです。今では、環境副大臣も呼びかけ人ですから、市長さんも教育委員会もＯＫということになって…。

高木 環境副大臣も ？　それは頑張ったねえ ！

てんつくマン 東京の大学生が国会へ行って、一部屋ずつノックして「すみません。こういうのを配るんです」って説明して回ったんです。ちょうど環境副大臣がいて、「わかった。呼びかけ人になるよ」と言ってもらえて…。

高木 なるほど。それは大きいね。それにしても、てんつくマン、君はよくがんばったね。

てんつくマン いやあ…僕は、難しい問題はGOGO呼びかけ人の田中優さんや高木さんに振っていますから（笑）。みんなが頑張ったんです。原稿の締め切り直前には、24時間以上使いっぱなしだったデザイナーのパソコンが立ち上がらなくなって、全部作り直し～なんていうハプニングもありました。あの号外は、みんなが本気で頑張ってくれて出来上がったんです。最後は泣けてきました。

高木 本当に、感動の夏至だったね。

てんつくマン 札幌では、夏至の一日で１０万部だそうです。札幌駅前に号外をドーンと積んで、メガホンで「ごうが～い ！」って叫んだら、みんなが勝手に取りに来てくれる。号外が無くなって７時に終わろうとしたら、更にみんなが家から続々と運んでくるので、結局８時まで配って、「終わったー ！ 」って叫んだとたんに、札幌駅とテレビ塔の電気がバチッと消えてキャンドルナイトが始まり、「それ見て100人で泣いたー ！」と言っていました。

高木 そうかあー。それは泣けるね。では次に、大阪のリーダーを務めたまーちゃんは、どうだった ？

まーちゃん 大阪は全校配布はできませんでした。でも今、大阪府の後援依頼を正式に交渉中なので、冬至バージョンをこれから広く撒けるように頑張っているところです。まあ、これからです。

高木 私も自分の住んでいるマンション1000世帯にポスティングしたんだよ。

まーちゃん 僕が知る限り、それは日本一早いポスティング記録ですね。大阪は6月８日、９日のイベントのために早めに号外が届いていて、高木さんはそのイベントから持ち帰って、その夜、すぐにポスティングされていましたから、たぶん日本一早いポスティングです。

来年はワールドワイドに号外を ！

てんつくマン 今年は、韓国でも15分間キャンドルナイトをやってくれたんです。日本でもライトダウンの施設が、去年の４万ヵ所から、今年は６万ヵ所に増えたそうです。

高木 どんどん広がっているね。同じ太陽で、同じ夏至なんだから、このムーブメントは、全世界に広がってもいいんじゃないかな。

てんつくマン そうなんですよ。来年は、世界中のグッドニュースを紹介する号外を作りたいんです。

高木 世界の著名人を呼びかけ人にしてね。

てんつくマン ゴアさん、アナンさん、マータイさん。

高木 ディカプリオだって、マドンナだって、ヨン様だって、この問題にＮＯを言うはずがないし、誰でも呼びかけ人になってもらえるよ。

てんつくマン １年間、準備期間がありますからね。来年の夏至は、世界に発信しましょうか。

高木 いいねえ。世界的なキャンペーンにしたいね。龍人さん、どう思う ？

龍人 この号外に関しては、これだけ大規模なことが、やれちゃうんだなってことが、まず一番の驚きでした。来年もできちゃうと思いますね。

てんつくマン みんな、何かをしたいんでしょうね。何かはわからないけれど、号外配ることならできるっていうメールをたくさんもらいました。みんな、「動けば変わる」を体験したと思いますよ。あとは、号外の表紙に書いてあった「やってみま笑（しょう）」「～～しま笑」っていう言い方をみんなが言い始めて、笑いのイメージを持って動いているので、笑顔で楽しそうにできたことが、ここまで広がった理由の一つじゃないかなと思いました。

龍人 暗い顔で「温暖化が大変なんです…」って言われても、受け取りたくないですもんね。

てんつくマン 号外配りでは、ビラ配りのアルバイトをしていた人が、一躍ヒーローになったり、ドラマがありました。

高木 喜ばれることをイメージして配っている人と、遠慮がちに配っている人とでは、大差があっただろうね。君のように、「失敗したらどうしようか」なんて悩まない人間はどんどん行けるだろうね。

てんつくマン 失敗したら…は心配しないですね。困ったら、高木さんに振ろうとは思いましたが（笑）。

高木 赤字なら、資金カンパ、募金の呼びかけをどうぞ。

てんつくマン そうさせていただけるとありがたいです。追加の運送費などもあり、2000万円くらいの赤字なので、ぜひカンパをお願いします。

高木 ぜひ、みなさん、協力してください。ところで、全国各地に生まれたチームＧＯＧＯの火を消さずに、これからも楽しく続けられるといいね。

てんつくマン 高木さんから教わった「虹の天使」という言葉も、「自分の意志で動く人」という意味で使わせていただきました。今回は、自分の意志で動くことと、多様性を認めることが、大きなテーマでした。

高木 その「虹の天使」と「未来のビジョン」については、４人が出演する９月29日のジョイントイベント「虹の天使～未来を変えよう～」で、思いっきり発信していきたいと思っています。では最後に、一言ずつ、どうぞ。

てんつくマン 来年は海外を巻き込んで、１億人でキャンドルナイトします ！　一緒にやりま笑（しょう）！

まーちゃん 僕は、音楽で、歌って踊って人々をハッピーにする祭りを続けます。この号外の流れから言えば、もう一つ、木を植えようと呼びかけていきます。

龍人 どんな活動も、お金がネックになっているなと感じます。「お金のいらない国」のことを伝えていきます。

高木 では私からは、国境のない『地球市民連合』を実現しよう ！　と呼びかけて対談を終わりましょう。今日は本当にありがとう。これからもよろしくね。


■虹の天使～未来を変えよう～
日時 ： ９月29日（土）13:00～18:00（開場12:30）
第1、3、4部　出演：てんつくマン、長島龍人、まーちゃんバンド
第2部　講演会 テーマ「虹の天使」 講師：高木善之
会場 ： ドーンセンター７階ホール（大阪市中央区）
参加料金 ： 前売3,500円/当日4,500円
問合せ　ＴＥＬ ： 06-6311-0309（『地球村』平日10～18時）


■ＴＥＡＭ　ＧＯＧＯ！２００７　（活動、募金などについて）
http://www.teamgogo.net/sanka_index.html
■豪快な号外ＷＥＢ版
http://www.teamgogo.net/webgougai/top.html