【環境トピックス】アフリカの広範囲で洪水 150万人が被害 (国連WFP報告)
今年9月末、西アフリカ(モーリタニア)から東アフリカ(ケニア)にかけての広範囲で、大雨による洪水が発生、150万人が被災している。
西アフリカでは過去10年間で最悪の洪水となり、18カ国で50万人が被災、道路などのインフラの破壊や、広範囲にわたって耕作地の土壌流出も起きているため、今後、食糧不足などはさらに深刻化する恐れがある。
東アフリカから中央アフリカにかけては、ウガンダ30万人、スーダン50万人など数多くの被災者が出ているだけでなく、乾季に起きた洪水のため、農作物の直接の被害やインフラの破壊も深刻な状態になっている。
今後、雨季になりさらに被害が拡大する可能性もある。
さらには、コレラなどの伝染病によりさらに被害が拡大する可能性もある。
今回のアフリカでの異常気象は、日本ではあまり報道されていませんが、多くの人々に甚大な影響を及ぼし、深刻な状況が続いています。『地球村』としても、こうした災害情報を的確に把握し、必要に応じて地域への支援を行っていきたいと思います。 |